趣味の範囲で
くれっちろぐ

趣味の範囲で



以前コミティアの出張編集部に行った事があるんです。
自分のマンガをみてもらってご意見をいただく場所がイベント中にあります。
KITERIRAの何話か見て頂いたんですけども。
その時思ったのは、商売で漫画を描くのと趣味で漫画を描くのとでは全然違うんだな、と。
趣味なら自分の好きなように描けるのだけど、商売となるとそうはいかないですよね。
出張編集部で言われる事すらムリだった私は趣味で細々と描いていたらいいんだろうなと思うのです。
指摘された事は、もっと描きこむといいよとか、自分でいつもどうしたらいいかなと悩む所なので、一応自分の作品を客観的にはみれてるんだなっていうのはわかりました。
シンプルな絵柄ですけど、これはこれで自分らしくていいじゃないかと自分なりには考えてるんですが、こういう所がもう趣味でやってったらいいんだろうなと思う理由です。

あと、同じように趣味で絵や漫画を描いてる方からご感想を頂く時、長く描いている事を褒めていただきます。
確かに続けるのはそう簡単にできるものでもないのかもしれないですが自分の作品の取柄と言ったらそこひとつなのかもしれません。
それならこれからも大量に描いて、ひとりで創ってる同人作品では到底誰もたどり着けない領域まで頑張ってみるのもいいのかもと。

こうして自分の時間を確保できる状況にあって好きなように漫画を描けるだけで幸せだと思う時もあれば、このまま誰にも読まれないと私が死んだ時作品も一緒に死んでしまうんだなとひどく残念に思う時もあり、繰り返し繰り返し一生グルグル考える事なのかと・・・。

私の作品をみつけるのは至難の業かと思うんですけど、みつけてくれた人はぜひ楽しんでくれたらいいなぁと思ってます。




2024.2.6 Tuesday 09:58:57